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赤ちゃんポストが完成
(asahi.com 2007年05月01日12時41分)
様々な理由で親が育てられない新生児を匿名で預かる「赤ちゃんポスト」を病院内につくっていた熊本市の慈恵病院(蓮田晶一院長)は1日、施設の工事を終えたとして、除幕式を開いた。市保健所による安全性の現場確認を受け、今月中旬にも「こうのとりのゆりかご」の名前で運用を始める方針だ。
写真赤ちゃんポストの受け入れ口。扉を開けると中に保育器がある=1日午前11時すぎ、熊本市の慈恵病院で
赤ちゃんポストは、病院1階のリネン室を区切って新設した「新生児相談室」内にある。外壁の窓ガラスがあった場所に手前に開く扉(縦55センチ、横60センチ)を設け、その内側に保育器が置かれる。外から新生児が置かれるとブザーが鳴り、24時間態勢で待機する看護師や助産師が駆けつけ、保護する。
保育器は監視カメラでも常時確認できるようになっている。新生児を置く親の匿名性を確保するため、外側に監視カメラなどは設けないという。
ただ、病院は利用する前に相談するよう呼びかけており、外壁の扉そばにあるブザーを押せば、24時間3交代制で看護部長らが新生児相談室で相談を受ける。 マナー
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